
コーチ紹介
イリサールコーチ
川林 拓真 Kawabayashi Takuma
🔴生年月日・出身地
1992年8月31日 大阪府
🔴資格・学問
・2011年
日本サッカー協会公認指導者ライセンスC級取得
・2018年
スペインサッカー協会公認指導者ライセンス
レベル1(日本サッカー協会B級相当) 取得
・2019年
スペインサッカー協会公認指導者ライセンス
レベル2(日本サッカー協会A級相当) 取得
・スポーツ心理学
🔴経歴
・ジュニアサッカースクール
・大阪セントラルジュニアユース
・FC 大阪U18
・日本経済大学 サッカー部
・バルセロナ U19 1部リーグ C.F.DAMM
・バレンシア U16 1部リーグ C.F.Inter San José

自己紹介
イリサールのHPを見ていただきありがとうございます。レッスンを担当します川林拓真です。
ばやしコーチと気軽に呼んでくれると嬉しいです。
ここでは自身の経験となぜ日本のサッカー界にインテリジェンスを強化するスクールが必要だと考えているかについてお話ししようと思います。
高校在学中からプロプレーヤーではなくプロの指導者の方を目指しており、大学進学と同時に指導者としての道を歩み始めました。その当時のグアルディオラ監督のFCバルセロナが大好きで、その時から指導者としてスペインに行きたいと考えていました。そして5年間、スペイン語の勉強や小学生から高校生までの指導経験も含めた準備期間を経て2017年に初めてスペイン・バルセロナへ渡りました。
スペイン語の勉強をしっかり準備して行ったこともあり、
スペインに行った最初のシーズンからC.F.DAMMという、
スペイン代表の選手、監督をはじめ多数のプロ選手、
プロ監督を輩出しているスペインのサッカー界では有名な
育成の名門チームにトップチームの分析官として入ること
ができました。この写真に映ってる選手の中にも現在
リーガエスパニョーラでプレーしてる選手もいます。
指導者学校で学ぶこと以上にC.F.DAMMで多くを学びました。2024年現在FCバルセロナのU16で
監督をやっているスペイン人監督のもとで、練習作りの面でもチームマネージメントの部分でも戦術面でも
スペインサッカーの最高レベルを経験できました。
当時ユースのチャンピオンズリーグを優勝したバルサのユースチームに勝った試合
スペインの指導者学校での経験
スペインの指導者学校は、”なんとなく”を許さない印象で、それぞれの指導者がアイディアを持っているのは全然いいけど、自分でちゃんとした定義もなく個人戦術だとか技術だとか言うのは認めない感じです。
『個人戦術とは?』『マークとは?』『ドリブルとは?』
正直日本にいる間はちゃんと言語化してきていなかった質問をされました。
その答えに不正解はありません。これらにきちんと答えを持っていることが必要だという方針です。
そこで戦術や技術のアクションの定義づけを自分の中で徹底したことで、戦術の分析をするときに、
なぜその現象が起きたのか、起きなかった時との違いは何か。
個人で言えば、
何故できたのかと、何故できなかったのか
の境界線がはっきりさせられました。その中で、何故できなかったのかの理由に説明がつかないところには
メンタル的要素が関わっているのでスポーツ心理学で補わないといけないという考えを持ちました。
一時帰国時、九州大学リーグ1部での経験
こうした経験を経て、ビザの問題で帰国せざるを得なかったため、日本に帰国後、約4年間九州1部リーグ
所属の大学サッカー部で指導しました。
そこでスペインで学んだことを全て落とし込もうとしても、日本にも根付いているやり方もあるので、お互いをリスペクトしつつ日本の選手とのすり合わせを行い、日本の選手の良さとスペインの良さを組み合わせる
やり方を試行錯誤しながら指導していました。
結果として、高校では全国にも出ていない選手が大学2年生でプロになり、そしてその大学のサッカー部創部以降初の九州大会優勝しての全国大会出場という結果も手応えも得ることができました。
そして2024年からもう一度スペインでアジア人初のリーガエスパニョーラ監督を目指して勝負するために現在バレンシアにいます。
白ユニが自チームの大学のチーム。九州大会優勝を決めてくれたゴールシーン
経験上、プロになってからもヨーロッパに行った選手は現地の理論で指導を受け、そこからワンランク成長
しているという印象は一般的にもあると思います。
そういった面でも、イリサールでは、コーチがスペイン在住というメリットも活かして、通常日本に住んで
いたら、触れることが難しいヨーロッパの育成理論に日本に住んでいながら触れられるような環境を提供
します。
よろしくお願いいたします。
イリサールコーチ 川林拓真



